痛みについて(当院の治療法)
痛みの種類は大きく3つに分類できます。
①神経障害性疼痛
その名の通りなんらかの原因で神経そのものに障害(帯状疱疹等のウイルス性、糖尿病の代謝性、ヘルニア・狭窄症等での圧迫、事故や怪我等での切断など)され痛みとして現れるもの
②心因性疼痛
精神的ストレス由来の痛み。社会への不満・不安や、家族・友人関係など様々な心のストレスが原因で痛みとして現れます。原因不明な場合も心因性と一つにまとめられる場合もあります
③侵害受容性疼痛
感覚を受け取る受容器が組織の炎症や、損傷によって生じる発痛物質(ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジン等)によって侵害され痛みとして現れるもの
①神経障害性疼痛、②心因性疼痛の場合はそれぞれに応じた他医療機関での治療が必要だとお考えになると思います。
それは本当に適切なのでしょうか?
確かに事故で神経そのものが切れてしまった場合や、尿酸値が増加し尿酸結晶が原因で炎症を起こしてしまう(痛風)は原因が明らかな為適切な処置は明白です。
しかし椎間板ヘルニアで手術をしないと治らないと言われ手術までしたのに痛みが治らない、又はヘルニア・脊柱管狭窄症だと診断されているのに症状が出ないといった事例は数多く存在します。
心が痛みの原因という方も当然いらっしゃいますが、例えば医者でも解らない痛みがあるとてお医者さんから心因性からくる痛みですと告げられればたとえ原因不明だとしても患者側は「そうなんだ。」と納得してしまうと思いませんか?私ならそう思ってしまいます。
「とりあえず病院へ」という考えを直しそれぞれの症状の原因を個々で探しださないと無駄な時間、費用だけが掛かり、更によくわからない病名付けられるといった事体になりかねません。
私はそのようなお困りな方々に対し適切な治療を行ったり、間違った医療機関に行ってしまわないように発信し続ける事が任務だと考えております。
我々整骨院の治療では、③侵害受容性疼痛に対する施術を行います。
侵害受容性の中には急性の外傷による侵害は勿論、過去に痛めた組織がきちんと修復されないまま固まってしまい(硬結)、その部分の血管が圧迫される事によって侵害され痛みが現れます。
もし軟部組織が写らないレントゲン主体の病院で痛みの原因が軟部組織の硬結部分だった場合どう診断されるでしょうか?
無理やりレントゲンが写る骨の形状のせいにしたり、「おそらく~でしょう」といった憶測の話に切り替わります。中には心の状態が正常であったにも関わらず心因性だと診断され心療内科を薦められ不安になり心の状態が不安定になってしまったというひどい話を聞いた事があります。そのような方に対し指示通りの処置を行っていても症状が緩和するどころか、適切な処置をしていない為悪化を辿ってしまうという事も考えられます。
当院の治療ですが、レントゲンでは写らない軟部組織に対して細かく触察をし原因を追究します。
MT-MPS(筋・筋膜による疼痛症候群に対しての徒手療法)、マイオセラピー、
トリガーポイント、姿勢改善、体幹トレーニング、ピラティス、キネシオテーピング
を主体とし、機械に頼らない完全徒手療法なので安心・安全です。
普通のマッサージでは決して触らない深層の筋肉にアプローチをしていきますので他医療機関では治療効果が出ない、初めは良くても効果が持続しないといった方にも効果が期待できます。
ご自身のお身体と見つめなおし本格的な筋肉治療を一度体験してみてください。
0コメント